プロモ216:ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
今回ご紹介するカードはボガーダンの鎚/Hammer of Bogardanでございます。
懐かしいーって人も多いのではないでしょうか。

初出はミラージュの赤レア。
その後6版と8版で再録されていますが、全てのイラストはこの絵のみです。

このプロモカードは2002年3月15日~3月17日に大阪で行われたプロツアーのジャッジ報奨です。
http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/ptosa02
当時の記事はこちら。
お値段的なお話をするとこのカードはジャッジプロモの中ではかなり安い部類です。

カードパワー(以下KP)は高いわけではありませんけど、イラスト補正入りまくりでかなりお気に入りなカードでございまする!
かっこいい鎖といい、火花っぽい筋といい、惚れる要素が非常に多いですね。

Duelist#38にて、ボガーダンの鎚は再度描かれました。
絵師は同じRon Spencer氏。99年の作品です。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/939

第8版の日本語はテキスト欄の「鎚」が「槌」となっているとか。

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ロシア語のお勉強のお時間です。

埋没した廃墟(M12)
 歴史は自身の価値を深く埋める。
 History has buried its treasures deep.
 История глубоко схоронила свои сокровища.
(イストーリヤ グルボーコー スハラニーラ スヴァイー サクロービシャ)

この文章の中で、「宝物」を意味する単語がありますが分かりますかね?
正解はсокровища(主格-辞書に載っている形-はсокровище)です。
生格の変化をして尚且つ正書法が適用されているとかはこの際置いておいて、

щを今回は取り上げてみたいと思います。

有名なものというと、щ(゚Д゚щ)カモーンの顔文字だと思いますがまぁいいでしょう。
PCで変換するには「シシャー」と打つ必要があります。読み方はシシャーと書かれている参考書が圧倒的に多いですけど、実際の発音は「シーッ!静かに!!」の「シーッ」みたいな感じで「シ」と読みます。
似たような単語にшがありまして、こっちは「シュッ!」って擬音みたいな感じのシです。
あと1つキリル文字をご紹介。ц(ツェー)です。
цを使った有名どころというと・・・ツァーリボンバ(Царь-бомба)でしょうか?


ロシア料理борщ(読み方はボールシ)
日本語で書けば「ボルシチ」なんですが・・・おかしいですよね。どっから「チ」なんて音が出てくるんだ?となりますよね。

実は昔、щをшцと読んでいた時期がありまして、その名残が今も残っているんですねー。

ちょっとした小話でした。

おーっと、そこらじゅうから「ヘェ~」ボタンの連打音が聴こえてきます!!

コメント

高潮の
2012年5月22日23:46

ボルシチ、「шц」だったのは初めて知りました。なんだろうなーとは思ってたんですよね。

Цの字は本田圭右が所属しているクラブが有名かも知れません。ЦСКАモスクワ。でも大抵は普通のアルファベットで CSKA って書かれてますね。あと何故か日本では「チェスカ」と発音されていることが多いようでちょっと不思議です。

Larme
2012年5月23日2:13

うーむ、残念ながらサッカーはよく分からないのです(;^ω^)
ЦСКАモスクワも実は初めて目にした単語だったりします。
ニュースで見る機会があれば地味に探してみようかと思います!

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